[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
普段は単行本しか読まないので本誌チェックしていないんですがね。たまたま先月と今月を読んでちょっと展開的に考えていて。
………まあ他の方も同じだろーとか思っていたのですが。
あれ?なんか、違う?あれれ???(汗)私が単行本から先月までのブランクあるから?そうなのかしら??
まあとりあえずいいや。折角だし、アルマと神田と彼女の関係図だけでも分析してみよう。
肉体は魂を呼び寄せた人のもので、魂は既に亡くなった方。つまり。
肉体≠魂
になるわけで、この場合だと完璧な別人。魂と肉体は深く関わり合ってはいるけれど、ダークマターで繋がっているだけの別物。
で。アルマのケース。私は本誌のあらすじ読んだだけなんで謎ですが、どうやら彼は『AKUMAの卵殻』を植え込まれたせいでAKUMA化したとか?
となると、アルマが誰かの魂を呼び寄せた訳ではなく、アルマの肉体にAKUMAを作る為の要素であるダークマターが注入されて、AKUMAになったと。
そうなると、ここでは完全に自己完結。肉体はアルマ。魂もアルマ。他の要素がない。つまり、これだと。
肉体=魂
同一人物。になる訳で。それを前提に考えると、アレンが見たAKUMAの魂は神田の『あの人』で。
そしてアルマはセカンド。つまりは、人造使徒。となると。
アルマの脳に移植されたエクソシストの本来の誰か、は『あの人』で、神田は愛した人と初めての親友が同一人物だったって……こと?
だからアレンは『AKUMAの魂は彼女だった』ではなく「アルマの魂は彼女だった」って考えていたのかしら。年齢的に神田の記憶と差異がない事を考えると、もしかしたら神田が亡くなった時、一緒に戦っていたのかなー。そしてそこで一緒に亡くなって、一緒にセカンドの実験に送られた、とか?
そう考えると、アルマが昔暴走する直前、蓮華の花の事を思い出していたのも納得がいくというか。
あれは読んでいた時からアルマと神田とどっちの回想か謎だったのだけど、最後の『枯れるじゃないか』はなんか、暴走するアルマの方に見えて。希望を持っている神田らしくないなぁと。でも蓮華の花は神田の記憶だしなぁ??とかなっていたのですが。
そうなると、『あの人』は神田と同じエクソシストで、神田に蓮華の花を教えた『あの人』は神田にとって『その生き様が蓮華の花のようだ』と讃えられるような、人で。
それこそきっと、アレンやリナリーのように誰かの為に戦える人、だったんだろうとか思ってしまうと、彼女がアルマとなって起こした暴走の結果を考えると、神田に何も知られたくないと泣きたくなる気持ちもなんか理解出来たような気がする。
神田の中では綺麗なままの記憶で、いたかったのかなぁ。そうして、『あの人』ではない、たった二人きりのセカンドとして、たった一人の親友として、隣に立ちたかったのかなー。
神田がどこまでそれを解っていて二人で消える事を選んだのかは解らないけど。どちらの事も無くさず捨てず、抱き締めてくれているといい。
二人の為に、自分を追い詰めるような真似を当然のように敢行したアレンの為にも、少しでも幸せに、最期を看取ってもらいたいな。その事実が残酷でも、アルマが笑んで逝けるように。………出来れば、神田も笑んで生きていけるように。
そんなわけで感想というよりは、あの三人(と表記すべきなのか謎ですが)が幸せに最期を迎えてくれるといい!という希望の書になりましたよ。
そして周囲敵オンリーになっている最中でたった一人のエクソシストのアレンが、これ以上傷付かないといい。14番目も暫く黙っていておくれ、マナが出てくれるのは嬉しいんだけどね!