さて。どうにかこうにか、ちょっと気分的に落ち着きましたよー。

　いえね。何がどうって言いますか。…………まあお母様が今現在自身の兄弟まとめる為に、末っ子みたいなものだっつーに奔走しているのは随分前に書いたかと思うのですが。

　その内の、一番上の兄のお嫁さんが毎回毎回手を替え品を替えひどいもので（遠い目）感情論抜きにして、事実としてその人がやろうと企てている事は、当の旦那さんも『ふざけんな！』と怒っちゃったらしいですしねー。私もそれは常識としてあり得ないと思ったくらいの事でしたし。

　でもまあ、それもまた、その人が追い詰められているっていう事もあって、多少の間は仕方ないと思っていたのですよ。

　それなのに、何ヶ月経っても改善しないというか………今回など、わざわざ友人をその場に招いておいて、その友人の口から母を糾弾しようとしたらしく。

　……………いやいやいやいや。言っておくが、私は別に母の味方をするのは身内の贔屓目としてではなく、客観的に考えて、兄弟バラバラにするような真似してまで身勝手に突然親の仏壇奪っていたのはあなたの旦那だし。それを承知で結婚したのなら、それを捨てさせようとしないで下さいな。

　末っ子の母がバラバラな兄弟見るに見かねて『自分は犠牲にならずに楽しんでやるから！』と宣言した通り、無理をしないで具合も悪くせずに毎月顔合わせをそれぞれの家にしている訳だけど。

　その度にその人の話を家でするのは、いいのです。愚痴っていいのです。むしろ溜め込まないでくれる方がいい。

　ただ、どうしても私には理解出来ない考え方だし、行動だし。自分の思う通りになるなら他の人間どうでもいい、という振る舞いはどうしても受け付けないのですよ。

　何もかもを受容するのが正しい事じゃないって解っているし、間違いを糾す事は当然だとも思っていますよ。事実、今までそうして生きる努力をしたしさ。

　私が生まれて初めて、好きだと言い切れない人に出会ったのは、実は後にも先にもこの人一人だけなんですよ（遠い目）その頃は母も姉もなんで？と言っていましたが。なんか怖かったんだもん、子供の私には。

　そして今は…どちらかというと怖いって言うのは彼女に対してではなくて、そういう風に受け取るのに慣れ始めている自分が怖いんだよね。

　人は、努力すれば変われるし。実際そうした人たちを私は見てきたし。少なくとも自分が好意を差し出す事を忘れなければ、どれ程嫌われていても、最後にはちゃんと笑顔を貰えたし。

　だから人を嫌ったり憎んだり恨んだりするんじゃなくて、誰だって間違える事はあるんだから、歩み寄って解り合えればそれでいいって、生きているつもりなのだけど。

　嫌いだって思うのは、怖いから嫌なのですよ。誰か個人に対してそれを向けたら、どんな事にも身勝手になりそうだし。多分、なるし。自分だけが正しい筈がないんだから、一方的に糾弾したら、例え正論でも暴力だろうって、思えなくなったら嫌だ。

　毎月毎月、月末になるとそんな物思いにグラグラしているので、どうにも色々状態が不安定ですが、なんとか毎回、昇華は出来てきていますよ。

　小説書けるようになってきたからねー。自分の中の澱みをなんとか昇華しなきゃ、自分の見たい物見れないし。

　多分まだこの先何ヶ月も、きっと同じ事の繰り返しなんだろうけど。頑張って自分と向き合って、負けないようにしてみますよ。

　私は大抵の事はどうでもいいけど、自分の理想から足踏み出すのは絶対に嫌だしね。

　気負わず、自分らしくいられるように、とりあえず……まずは毎日ちゃんとしっかり生きておきますよ。生きている中で一番の敵って、絶対自分自身だよなー。面倒な事だ。