小説にする程の長さでもないしとだらだら直書きしてみたよ。
まあ9月だし。うん。
でもデッドにいさんしかいないよ。アレー?
しかし、うちのデッドは絶対一位は爆殿で、ランク外に程近く鳥がいるよなぁ。
報われているんだかいないんだか。
…………一応相思であっている筈です。相愛とかいったら絶対零度の眼差しが来るけど。
(でも多分、同じ事がカイ爆でも言えるという)
まあいいや。では下に折り畳んでいますのでどうぞー。
…………ふと目を見遣った先には、月。
煌々と照る灯火は雅だが、どこか物足りない色彩だ。
暗闇の中の冷気とともに、光はどこか鋭さを増したように色を固くする。
ただの錯覚だろう感傷に口元が苦笑を灯らせようとして、……止めた。
笑う程愉快な事でもないと、溜め息に近い自嘲の吐息を落とし、空を見上げる。
空にあるのは煌煌と照る、冷たい光。
月明かりを柔らかいクラウンのように思わせた人はおらず、この闇夜には自分一人だ。
それは当たり前の事実で、寂寞を感じる事自体、烏滸がましいだろう。
彼は世界を巡り、救いを求めるものを、命の有る無しを問わず、救い上げている。
人も、動物も、植物も、このツウェルブワールドという、世界さえも。
彼の中では同等に尊く、掛け替えのないピースのひと欠片だ。
……………自分のように小さな欠片さえ、彼は見落とさずに手を伸ばすのだから。
月が灯る。花の香りも空の色も知らないまま、ただ月だけが凍えるように美しく笑う。
独り見上げる月は、どこまでも凍り付く色で輝く。
彼が訪れればいいのに。………けれどそれはおそらく、難しい現実で。
見上げた月に、彼の面影は映らない。
眇めた視野の先、見えるのは月明かりの黄色と、闇夜の黒。
彼は訪れないだろう。それは当たり前の決定事項だ。
………………それならせめて、月明かりに似た羽で我慢しようか。
目に映るのは月明かりと同じ黄色の羽。
闇夜と同じ黒い影。
そっと踵を返し、月に背を向ける。
ランプの掛かる木までは、ほんの数歩。
音もなく歩み、灯火を増やす指先が、知らず触れた唇には、笑み。
ほのひかる月明かりと同じ程のその笑みを闇夜に溶かし、
暗い視界のままに怪我だらけで飛んできた鳥を呆れて迎えるための準備を、した。

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