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気の向くまま、思うがままの行動記録ですよ。
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    指折り数えて。


     ……………相当書いていない期間が長いな、カイ爆………(汗)

    いや、好きですよ?
    ただ大分山ほど書いたから(本当に山だけどな、何百作品書いたんだろジバク小説……)、他にも書きたいネタが出来ると無理にカイ爆変換しちゃうから。
    ………それはどうにも似合わないよなーとかいう話も一杯あるし。

    基本的に私の書く小説…と言うか、カップリング(?)は愛したがりで愛されたがり。なのをいい事ではないのだと自制して一歩下がり合うもどかしい子たちばっかりなので、カイ爆くらいが一番程よいといわれればそうなんですけどね。
    多分、恋より愛の方が解りやすいから、かな??
    恋愛的な愛じゃなく、家族的な愛というか。そういうのばっか欲しがる感じが多い?

    でも幸せであればそれでいいと思うけどね。形や当て嵌められる感情の名詞より、そう在る事に心地よさがあるなら。

    ……………個人的にはジバクくんと爆の関係が一番好きですがね!!!!


    あー、うん、たまにカイよりジバクくんの方に愛が傾きます。仕方ない。

    あ、でも下のSSSはカイ爆ですよ。むしろカイしか出てないよ。ジバクくん出したらSSSで終わる筈ないよ……!
    ジバクくんと爆の話はサイトの方で書くさ。色々書き込みたいしねー。







     

     

    真っ直ぐに前を見つめる瞳。

    何も入り込めない程、真っ直ぐな生粋の眼差し。

     

    それはひどく尊く美しく、幼いその身体を何よりも雄大なモノに見せる錯覚をこの身に注ぐ因。

     

    揺れる事を知らず、自身を輝かせる術に無頓着な、それは野生を内包した荒削りの原石。

    在るが侭でさえ価値のある、その魂。

     

    じっとその後ろ姿を見つめて、蹲る事さえ知らない綺麗に伸ばされた小さな背中を見つめる。

    澱みさえ知らず歩む先、きっとそれは祝福で満ちているあろう。

    何も彼を穢さずいと高き場所へと導いてゆくだろう。

     

    きっときっと、大丈夫。彼は強くて優しくて、不遜なその態度すら、責を己で負うがためのスタイルだ。

     

    彼に関わりその意志に触れれば、誰もが心を差し出さずにはいられない。

    だから、この世界で生きる限り、彼が傷付く事などないのだ。

     

    だから、だから、だから…………

     

    思い、噛み締めた奥歯。

    彼は優しくて強くて、誰もを受け止めそれでも揺るぎない。

    …………痛みを知り悲しみを知り嘆きを知り、そうして壊れそうな程の恐怖を知っているからこその、深く穿たれ美しく純化された魂なのに。

    この世に不測の事態など転がり過ぎていて、突然の喪失も恐怖もない筈がないのに。

    忘れていた、なんて。どれほど己は間抜けなのだろうか。

     

     

     彼が追い求め、自分が憧れ、少女が恋い慕った人。

     全てのGCの憧れで、頂点に君臨していた人。

     この世界を守り導いてくれるだろうと、誰もが思い尊敬していた人。

     

     

    その人が彼を初めに裏切るなんて、思いもしなかった。

    小さな背中、細い腕。…………それでも彼は、当たり前のように傷付いた心を己で奮い立たせてその腕を伸ばす。

    傷つけ壊された筈の心を、躊躇いもなく惑う事もなく、ただもう傷付くなと嘆く魂を慰撫するように。

     

    それを愚かなどという者がいる筈もなく。

    世界の崩壊を救えるのはきっと、彼だけで、自分達はそれを支えるためにひと欠片でしか有り得ないけれど。

    それでも彼は相変わらずの不遜な笑みをその唇に染めているだろう。

    小さな背中、美しく晒され俯く事もない。

    …………頬に残る涙の跡も赤く腫れた目元も、何もかも彼は既に乗り越えたように笑う。

     

    出来る事は本当に少なくて。

    自分の腕は彼より太く大きい筈なのに、彼の半分も掴み守る事は出来ないけれど。

    せめてたった一つ、GC全ての思いを代弁して、守りたいモノを口にする。

     

    この世界は、彼の世界。

    彼が、愛おしみ守り、慈しみ腕に抱く、掛け替えのないただひとつの失えないモノ。

     

     

    不純な動機を、それでもきっと彼は許してくれるだろう。

     

     

    彼もまた、出会う全ての人こそを、神であり奇跡なのだと、そう囁いたのだから……………

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