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で。今日も人を縫うように頑張らねば出口まで出れそうにない状態で(ええ、私はこれで『混む』なんですよ。これ以上の混むになると具合悪くなるしな)止まったら頑張るしかないか……と思っていたのですが。←いつもの事。
私が立つと、隣に座っていた男の子は投げ出していた足を引っ込めてスペースを空けてくれて。
そのスペースに進んでみたら壁になっていたおじさんは、立ち止まった事に気付いて身体を端に寄せてくれて。
出口付近までやって来て吊り革持つ男の人の腕に阻まれていると、その人がパッと手を離してそのまま進めるようにしてくれた。
みんなも降りるのかと思ったら降りなかったんだよ、誰一人として。特に最後の人降りるから吊り革手放したと思ったのに。
なんか寂しい小説を読んでいた後だったので、凄く感動したよ。何気ない思いやりや気遣いをちゃんとしてくれて、それに気付けると嬉しいね。
………まあむしろこの場合、そこまでしてもらわないと混んだ電車からスムーズに出れないのかお前っつー事もありますが。
誰かに身体をぶつけながらなら出れるよ、うん。自力で。痛いし迷惑だろうからウロウロ抜け出れそうな道を頑張って探すけどね。
そう毎日上手く出来るわけではないので、公共の場で相手を思い遣ってくれる方々は素敵だと思いますよ。
昔咳が止まらなくて涙ぐむ程苦しかった時も、のど飴分けてくれて颯爽と去って行ったおばさんもいたし。鼻血が出て困ってしゃがんでいたら心配して声かけてくれたサラリーマンさんもいたし。おまけでついていたらしい髪留めを、可愛いから折角だし使って♪とくれたお姉さんもいたし。
全員見知らぬ人だけど、苦しかったり困っていたり疲れきっていたり(←夜間学校通っていたので帰り道は死んだ顔していた)した時に、そんな見知らぬ人が優しくしてくれて嬉しかったものです。
私はあまりそういう事が上手に出来ないから、精々声を掛けてきた方の役に立てるように頑張るくらいなのがネックですがね。
ちょっぴりでも誰かに、自分が貰えた分くらは返せるといいなー。