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気の向くまま、思うがままの行動記録ですよ。
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    ちょっと昔を振り返りましょうかね。

      もう師走も上旬が終わりますが。来年度からは介護報酬が何%だかアップするのですよね。それに伴って介護職種に携わる人の給与がアップするとか。てか、それを目的とした報酬アップなのだが。

     まあ実際、仕事内容に対して給与は滅茶苦茶安いですがね、介護福祉士ですら。ヘルパーは更に低い。まあ数年前の話ではあるけど、改善はまだされていないだろうよ。

     定時で上がれる今の仕事と比較しても、介護福祉士だった時の給与は、ボーナス入れてやっとどっこいどっこいだぜ。凄いな、考えてみると。まあこれに夜勤やれば夜勤手当がつくけど。でも残業は認めてくれなかったねー。介護っていうか、病院は珍しくないらしいけど、それ。何時間残らなきゃいけなくても(たとえ会議でも休日出勤でも強制出席でも)申請受け付けてくれなかったからねぇ。なんでダメなんだと師長に聞いても濁されて逃げられたしな。

     たとえば介護職をしながら家族を養うとなると、夜勤を沢山やるとか、残業を無視して切り上げて別でパートをやるとか、正社員は諦めて時給制のパートや派遣にするとか、定着した人材は勿論、介護力としての質も向上がなされるわけのない環境しか出来ないという悪循環。

     なんつーか、患者や利用者のQOL(生活の質)の向上を!と訴えられても、訴えている本人たちが仕事や生活に不満がある環境だったら、実際の活動に生彩さは欠けるものだよ。私は実家から通っていたから生活に問題はなかったけど、一人暮らしの子は大変だったもんなぁ。そしてやる気が減退してマンネリ化が進むと。新しい技術も知識も探究心も減るわけですよ。

     そういうのを未然に防ぐためにもきちんと報酬がアップした分くらいは実労働の方々に還元してもらいたいものです。

     なんか給与や有資格者手当額なんかを各事業主が発表するような方針だとか見ましたが、どうなるんでしょうね。

     元々必要性を認識されながらも見下されがちな資格でしたし(←腹立たしかったので看護師と肩並べられるように努力したさ)、頑張れ介護職の方々。かなりゆっくりでも、一応必要性と重要性と実際の報酬がイコールになってきてくれる……と思う。まあ来年度が楽しみだよね。どれくらいの事業所でアップ割合があるのかなぁ。

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