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最後にお祖父ちゃんに会ったのは私が高校行く直前だったなー。
人の顔覚えているのが苦手ですぐ忘れちゃう私だけど、その時のお祖父ちゃんは覚えているよ。
もうきっと会えないんだって解っていたもん。
大好きな人のためになにも出来ない歯痒さは、あの時が初めてだったんだろーなー。
それまでは自分というモノを摩耗させていこうが、自分の意志さえあれば壊さずに守ることが出来るって自負していたし。
自分の薄情さも無力さも、あの時が一番強烈に自分に迫って来たと思う。
だからか、もっとしっかりしたいとか、優しい人間になりたいとか、痛みが解るようになりたいとか。
結構分不相応に色々立派な人間になりたいと目論んだ記憶がありますよ(笑)
それでもまあ、結局私は私にしかなれないのですがね。
その頃のツケが山のようにあって、今もまだ上手く動きませんが。
最近、子供や動物相手じゃなくても素に戻ることもあるのです。
それがいい傾向か悪い傾向かは解りませんがね。
…………いや、私の素って、今までの私を知る人が見たら……………
え、どうしたの、テンション高いよ?!
ってなる感じなもので。てか言われましたからね!(遠い目)
うん、今までずっと随分しっかり者でいようとしていたのが窺えますね。
でもこの年齢で常に素に戻っていると、それはそれでかなり問題だなーと思う(苦笑)
上手く程よく迎合出来るといいのだけど。
お祖父ちゃんのお墓に来ると、いつもそんなこと思いますよ。
私にとって小学生の頃とそれ以降は、まったく意味が違ったから余計に。