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大抵、初めの方の、まだ主人公が歴史に顔を見せていない頃の方が私は好きなのですが(春秋時代の人間で名が残ったような人が親子仲良くいられるのなんてそう長い時間じゃないしね)、今回はラストの方、子皮が亡くなったことを誰よりも悲しんでいる子産が印象的でしたよ。
改革を行なう人間はどれほど後世で評価されても、生きているその間は孤独だもんなぁ。自分のどんな行動も政治的判断も改革も、何一つ批判せずに支持して従ってくれて、理解してくれて、認めてくれた人がいなくなったら世界が消えたにほど近かろうに。
それでも自家の存続よりも民を思い国を思いそのためだけに奔走出来たんだから、社稷の臣だったんだな。晏氏も社稷の臣そのものだったけど。
そういえば、子産の嫡流は結局どうなったのかなぁ。最後は遊吉でまとめられてしまったが。はて。
結構中国の歴史は、古代………精々三国以前までですが、読むのは好きです。なにせ日本の歴史の順序は解りませんが、中国なら夏王朝から全部言えますから!まったくもって役に立つ事はありませんけどね、いえても。日本は………せ、戦国時代くらいからならなんとか……。
とはいえ元々漢文はもとより、古文なんて苦手領域だった人間なので、中国の古典なんて一切解りません。ので、本文中で詩に曰くとか言われても遠回しすぎる上に理解し難い言葉の羅列ですよ。『そうかー』と思って頑張って咀嚼するだけだよ………。
もっと沢山理解出来るものがあったら感慨も深まるだろうになぁ。てか作品中に晏弱が少しだけ出たりとかしたら晏氏父子が読みたくなったよ。どこにしまったっけかな………。
まあ探す前に『うそうそ』を読むのです。姉上にこの間のドラマは録画していただいたので、小説読んだら借りに行くのですよ。楽しみ。