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………『4日お墓参りに早めに行って、帰って来たら月兎ちゃんも拾って温泉スパに行こう!』と。
いやいやいやいや。無理。それ無理。唯一丸一日の休日まで潰そうとしないで!!!(汗)
折角万ちゃんがお相手して下さるなら、母の事は任せます。思う存分遊んできて下さい。私は体力間に合いません。むしろ体調管理が出来ませんから、これ以上の努力は避けます。
言われると同時に首振り拒否で慎んで辞退ですよ。まあ母もそれは解っていたので万ちゃんに言われた時点で「無理だと思うよ」と応えてはいたそうですが。うん、無理☆
そんな恐ろしい昨夜の事実はさらりと流し、今日は八王子の父方のお墓参りですよ。帰りに立川の昭和記念公園に寄って、ガーデニング展見るんだ!
とか思って内容確認しようとしたら、ガーデニング展は既に終了しているし!!!(そんなんばっかだな)
まあ事前に解っていたからダメージ少ないけどね。いいの、ここは広くて自然が一杯だし。たまにはそういうのに触れないと私は衰弱していきますよ。
これでも一応、都内といえど23区外の更に端の田舎育ちですからね!!山大好き!!………なんでこんなに体力無くなったかは永遠の謎にしておいて下さい。
そんなわけで予定は若干変わりつつ、でも行き先は変わらぬままに出発ですよ。
まずは高雄まで行って霊園に向かいます。遠いです。しかも連休なせいか、事故があっちこっちの線で起こっているらしく、行きも帰りも違う路線のくせに遅延が発生していました。流石GWだ。
とりあえずまあ、電車に揺られて約2時間、バスに揺られて約15分。徒歩で更に10分くらい。ようやく墓前に辿り着きましたよ。園内広いんだよ、何この広大な敷地。
一通りお掃除とかお参りとかは済ませ、さて、今日はいつもと違いますよ。
折角広い敷地、墓前でシート広げて食事も出来るだけの空間が広がっています。周囲見渡しても山の中のような木々しか見えないだけあって気持ちもいいし。
なので今回はお弁当持参で来ました。折角直で龍笛も持ってきて、祖父母にも聞いていただきましたよ。伝わっているといいね。
小さい頃に与えられていた、言葉以外の大事だよっていう気持ち。今も忘れないでいられるっていうのは、それなりに私にとって誇りです。そういう人に育てられたんだもん、誇らんでどうする。
だから、そういうのが続くみたいに、お墓参りするのは好き。お墓綺麗にして、久しぶりっていうだけでなんとなく安心出来る。小さい頃、家に帰る時に感じてた安心感みたいに。
まあ墓地で安心というのも奇妙かもしれないけど、この霊園は広くて静かで、でも自然に囲まれていて。小さい頃から墓地はここしか知らない私は、だから、全然墓地っていう場所が怖い場所には思えないのですね。
よくテレビとか漫画とかで肝試しに使う場所というイメージがない。どっちかというと、ホッとする場所。
とはいえ、きっとそれはまだ『死』っていう概念を知らない時に訪れた事と、知らない間にそこに名が刻まれていた事とが相俟って、死者の眠る場所というよりも、よく会っていた思い出の場所みたいな、そんな感じ方をしちゃうせいなんだろうな。
それが良いのか悪いのか、解らないけど。
ここに来れば会えるって思えるから、私には良い事と思って、なんだかんだ、縁が切れてからも17年も通っちゃってますね。
まあ縁なんて、片方が死ぬ気で途切れさせないでいれば続くものだし(笑)それが傷つけたり痛めたりする意志に基づかなければ、一方的でも許してくれるといいな。
墓前でそんなこと思いながら、また今度と約束して帰りましたよ。
今日はなんと、続いて昭和記念公園に行くのです。
なんか小さい頃に来た事があるそうですが、あんまりにも小さい頃はあっちこっち連れて行かれたので記憶ごちゃ混ぜで解りません。
とりあえず、交番で場所を聞き(母が知っているといったが、まったく解らなかったといういつものオチです)辿り着きました。………その頃には暑いし眩しいしで、サングラスと日傘のフル装備ですよ、私。
入ってすぐ、そろそろダウン傾向な私と、靴が合わなくて痛くなってきた母は、木漏れ日な場所を探して休憩です。
母は早速横になって、私はそそくさと笛を取り出し(笑)思う存分吹いていました。
いやー、外で吹くとあれですね。音がまったく反響しないので、普段以上に精一杯息を吹き切らないと音が出ない!
話としては知っていましたが、意外とキツい。墓地で吹いた時は笛が温まってないし、喉も慣れてないせいかと思ったけど、違いました。呼吸が弱くて音を出せてないだけ。
確かに息弱いな私と痛感しましたよ(笑)
のんびり休憩して、その後ちょっと園内を歩いて回りました。途中で物知りおじさん(?)に遭遇し、花の写真を撮っていたら、この木の花はこーであーで、あっちに似た花の木があってでも咲き初めと終わりの頃とだと色が違って………
と色々教えてくれました。ビックリした事は、めしべが葉っぱになっちゃう花があるってことですよ。おじさんに言われなきゃ解らなかった!!!
そっかそっか、おもしろーい。こういうのは本当に知識持っている人が教えてくれないと解らない。
お礼いって、お勧めされた木の花も見に行ってみました。スタッフでもないのに進んで教えてくれて、いい人だなー。
その後少し歩いていてのですが、私以上に方向音痴な母は、適当に歩いていた私に不安になったのか、そろそろ戻ろうと言い出しました。
ちなみに、母がどれくらい方向音痴かというと、今さっき来た方向と逆が帰り道だと思い込んで進みます。それじゃ帰れませんよ!!
仕方なしに母を引き連れ元来た道を帰ります。全然見て回ってないんだがなー。まあいいか、多分母の足(靴が合わない)に限界が来たんだろう。
でも確かに、疲れた。
大抵私は自然の中にいると元気で、あっちこっち歩き回ってしまうのですが。決して体力が湧き出るわけではなく、普段なら自分で調整している理性的なタガとも言うものが麻痺して、テンション上がっているだけなんですね。あっち行きたいこっちも、ヒャホ〜イ♪みたいに。
なんで、現実に引き戻されると一気に疲れがきます。うをを、足が痛い(汗)
なんとかこうとか母と二人家に帰り着き、二人でぐったりしながら寝ました(笑)いやはや、いい運動だったな。