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症状とか、飲んでいる薬とか、利用している制度やサービスを書き込めるようなタイプの記録編が一冊と障害の説明や受けられる補助とかサービスとかの制度の紹介、あと過去に行なった支援体制確立のモデル事業の連絡先とかが記載された解説編の二冊セットのようですよ。
高次脳機能障害は病院で勤めていた間ずっと見てきたものですが、あんまりにも幅があって症状も多種多様で、『高次脳機能障害が見られます』の一言の申し送りじゃどんな介助を必要としているかどうかも解らんという状態だったなぁ。
まあカルテには書いてあるんだろうけど、カルテなんて読めないし。日々の記録を読み返して、実際に関わった人の情報を掻き集めて、患者さん自身の様子を観察しつつ手探りで少しでも苦痛が少なく自立、あるいは残存機能の活用が促せるように試行錯誤………
そんな状態だったけど、考えてみれば家族だっていきなり病状いわれてこんな感じですねーといわれても理解出来ないだろうし、別の施設やサービス受ける時に説明を求められてもすらすら言えるはずもないよな。姉上が看護師だからつい失念してしまうけど、医療知識なんてそう誰もが素地を持っているものじゃないし。
こういうのは利用価値が高いんだろうなぁとか、今は使うこともないだろうけど思ってしまった。
なかなか勉強しようとかしない人間なので現場から離れて以降、すっかり介護知識も停滞していますが、どこかで向上するために努力している人がいると思うと頭が下がります。
現場に戻ることはないだろうけど(夜勤はこの先どんなに頑張っても身体が付いていかないことはわかっているしね…)介護にしろ保育にしろ、学んだことはせめて蓄えて活用したいなー。
どちらも生きている限り誰もが関わる始まりと終わりだし、知識は活用してこそ意味のあるものとはいえ、知らないよりは知っておけば度胸も座るというものです。
まあ………学んだことよりも実践したことの方が肝も座るし機転にも繋がるのは確かなんだけどね(苦笑)