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では以下ネタバレ感想です。
…………私、お相手役のイヴってお化けだと思っていました（吐血）すみません。新型ロボットだったのね。はははー…（遠い目）
ストーリーは純愛物を取り込んだ宇宙植民計画の帰還物語………みたいな？
ゴミが溜まりまくった地球を綺麗にしておくロボット（＝ウォーリー）に任せて人間は宇宙旅行を楽しんでこうぜ☆みたいな感じに人類がみんな宇宙に行っちゃったわけで、残されたロボットの中で唯一稼働しているのがウォーリーだったようですな。
ロボットなのに表情豊かで可愛かったよ。常に困ったような顔しているの（笑）一目惚れしたイヴをひたすら追いかけて追いかけて追いかけて（笑）………なんつーか、子犬みたいだった！
初めは頑だったイヴもウォーリーに段々心開いていくのが解るのが凄かったなぁ。なんというか、どっちもロボット（あと出てくるのは虫一匹）なので、ほぼ会話がない。だから、動きとか行動とかちょっとした仕草とか、ほんの数パターンの目の形とか。そういうので感情を表現してこっちに教えてくれるから凄いな。
作中、ウォーリーはひたすらにイヴと手を繋ぎたくて（ウォーリーはビデオ（←宝物）で見たシーンみたいに手を繋いでみたいようだよ）もじもじと二本しかない指を絡めては俯いてイヴを窺っていたり。そっと繋ごうとして睨まれたり（笑）
見ていて凄い微笑ましかったですよ。手を繋ぐ、それだけの事が７００年間ウォーリーは望んでも望める相手がいなかったんだもの。一目惚れの初恋相手にそりゃもう必死。可愛い（笑）
初めはそりゃ物凄い素っ気ないイヴでしたが、ウォーリーの献身的な姿に（こっちが貰い泣きするぐらい献身的だったよ）絆されるのもよく解るわ。
最終的には地球帰還をするために色々騒ぎがあるのですが（ウォーリーが植物プレゼントしたらイヴが採取と同時に機能停止させちゃったり。イヴが回収されちゃってウォーリーまで追っていっちゃったり。宇宙船で植物（＝地球帰還の鍵）争奪戦をしたり。ウォーリー壊れちゃったり（←大問題）地球に戻って修理してみれば記憶失っていたり）なんかロボットたちの奮闘ぶりに赤ん坊並みの能力しかない人間たちが奮起したような。
ウォーリーがイヴを追いかけなかったら、いや…イヴに一目惚れしなかったら、人類地球に戻れなかった事だけは確かだね。ウォーリー凄いな。物凄い情けなさそうな表情と仕草しかしていないのに（オイ）
多分、人類も地球に戻ってから凄い大変な事が一杯あるんだろうけど、モニター越しにしか会話をしない世界から直に触れ合って自分で行動する世界に変わった驚きと楽しさで、有能な宇宙船のロボットたちに助けられながら乗り越えてくっぽいですよ。
ストレスを知らない人類たちだからこその平和的発展だね！（笑）
でもきっとウォーリーとイヴはずーっとこのあとも一緒にいられるんだろうねぇ。独りぼっちでない世界でみんなと一緒に。
個人的に好きな話だったのでDVDがでたら買おうかどうしようかを今から迷っています。まあ出る時にまた悩もう！
どうでもいい事ながら。ウォーリー流恋愛術なるものがあるのですがね。『ユーモア』『仕事のスキル』『プレゼント』『献身』『忍耐』とあるわけですよ。
ウォーリーはそのことごとくをイヴに捧げる事が出来たのですがね。
………やっている事的にはうちのサイトの御剣と変わりがないはずなのに、なんであの子は空振るの？？７００年間独りぼっちだったロボットよりもコミュニケーション術が拙いってどうよ。
ちょっと自分でびっくりしました。ウォーリーは凄いなぁ（現実逃避）
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